sekainohajimarisanの日記

広汎性発達障害の子育てを綴る

 親が古い価値観を捨てるまでスパルタ教育が終わらない話

幼児期、娘は話すよりも絵を書いて

自分の世界を表現してくれていました。

 

登場人物はいつも動物で

擬人化させていました。

 

幼稚園での作品展での事

副園長先生や担任の先生が

「お母さん、〇〇ちゃんの絵

ユニークで楽しい絵が描けましたよ!!」

と玄関で声をかけてもらいました。

 

展示室に入ると娘の絵の前に

人だかりが出来ていて

 

「すごい変わってるよね〜」

「なにあれ?(笑)」

 

そのうち私の存在に気づいたママが

「後ろにいるよ」

と好き勝手言っていたママを

肘でツンツンして

さ〜っと波が引きました。

 

波が引いた後に見た絵は

クラスのみんなが人物画で玉入れを

している絵の中に

動物達が擬人化して玉入れをしている

娘の絵でした・・・

 

みんなと違う絵で悪目立ちしているように

感じました。

 

その後、どなたかが娘の絵の一件を

副園長先生に報告した様で

 

「個性のある子の噂や悪口を言う人はこの園にはいりません!!」

と保護者の方に注意していました。

 

いつも娘の味方になって守ってくれる

優しい副園長先生でした。

 

幼稚園と同時に絵画教室の

油絵にも通っていました。

 

習いたての課題は模写でした。

 

しかし娘はいつも課題に動物を入れて

パロディに仕上げるので

 

「ちがう!」「そうじゃない!」

 

と私は動物を入れる筆を止めていました。

 

そのたびに絵の具で私の顔や髪が

ペイントされ娘に3倍返しを

受けていました。

 

娘はやられたら瞬時にやり返す。

この頃はADHDが強く出ていました。

 

それを見ていた先生が

「お母さん直さないで!!」

「〇〇ちゃんの世界があるんだから」

 

そして先生の息子さんや旦那さんが

 

「人と違うことは才能」

「芸術は人と違う事がカッコいい世界で

マネしか出来ない奴はダサイ」

 

と言うことを教えてくれました。

 

常識とは反対の価値観が存在するという事

 

そして娘のことを肯定してくれる人と

居場所が見つかった喜びは私にとって

大きいものでした。

 

でもあの頃の私はまだまだ

娘のことがよくわからなくて

障がいがあるとはわかっていても

外に出るとどうしても

世間体や常識を気にしながら

娘と接していました。

 

幼稚園で娘の絵を見て笑っていたママは

もしかしたら私なのかもしれません。

 

そしてこの後、私が口先だけでなく

心の底から古い価値観を手放し

精神的な成長を遂げる為に

娘が色々な事件や人を巻き込んで

「まだ気が付かないのか!!亅と

スパルタで( TДT)教えてくれる事と

なるのでした。

 

絵を見る技術 名画の構造を読み解く

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